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99年春のA新聞の記事で、「人は見た目が大事だ」と言い切っているK先生に共感を覚え、メイクを習ってみようと思いました。
私自身も、いくら人間は心が大切だと分かっていても、実際はそうではないと思っていましたし、見た目の大切さに気づいていました。 それをスパッと言い切る、しかも美容界にそういう先生が存在するということに感動したのを覚えています。
もう一つ、先生も頬が赤くなるという悩みを持っていた、という一文に興味を引かれました。 腰原病の症状の一つである蝶型紅斑という、頬が赤くなる症状が私にはあります。
この赤みを消せる、というのもKメイクに興味を持った理由です。 病気や薬の副作用などで顔がむくんだり、頬が赤くなったりして、ますます顔に自信が持てなくなっていました。
それに加えて、通りがかりの女子高生に「ブス」と言われたり、「リンゴのほっぺちゃん」と八百屋のおじさんに呼び止められたり……。 気にしているところを次々と指摘されているようで、顔に自信がどんどん持てなくなっていたのです。
だから、何か物事を始めるのにも、不安が先になってしまい、なかなか最初の一歩が踏み出しづらい。 頬の赤みを消すのに、外科的な治療は持病がありできないので、残るはメイク。
顔の造作は仕方ありませんから、頬の赤みだけでも消して、少しでもきれいになりたい、と切実に思ったんです。 それでも、新聞の記事を読んだのは6月で、実際に連絡を取ったのは9月になってから。

3ヶ月間、迷い、考え、決心がつかずにいました。 習うための費用だってかかります。
でも、病気なので定職にはつきにくく、仕事もアルバイトです。 その点も悩んだ要因です。
でも、やっぱり行こう!と決めました。 今40代半ばですが、これから先も顔にコンプレックスを持ったまま生きていくのはいやだ、と思ったのです。
人目を気にして家の中だけに引きこもっているわけにもいかないし、勤め先では男の人の目もあるし、見た目だけでももう少しきれいになりたい!そう決心を固めてから電話をして、10月16日に初めてリハビリメイクに辿り着きました。 これがKメイクとの本当の出会いです。
個人レッスンですから、自分にあった隠し方を教えてもらえ、とても嬉しい。 他の人と顔を比べなくても済むので、精神的な負担もありませんし、何より、先生が自分だけと向き合ってくれているというのが安心できます。

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